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皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年のお盆休みはどうでしたか?
中には8月9日から8月17日までの9日連休の方もいらしたかと思いますが、長い連休で会社の場所を忘れてなかったですか?
さて、次長はお盆休み中にどこか土木に関するものでも見に行こうかと、家族と大分県は竹田市に行ってきました。
竹田市と言えば岡城址(滝廉太郎「荒城の月」を作曲するモデルだそうです。)。
近くを何回も通っているんですが、未だに行ったことはないです。
滝廉太郎の名も小学校以来です。文学には程遠いおじさんです。
さて、まず向かったのは【白水の滝】。

駐車場から滝までが600mほどで、途中は坂道あり階段ありで滝までの道のりは大変でした。見ごたえはかなり良く、暑い日に行くと滝つぼの周りにミストが舞っていてとても涼しい場所でした。
さてお次は次長の最近のお気に入り【円形分水桝】。
こちらの円形分水桝は【音無井路円形分水】といい、1693年に井路計画を行い、1715年に着手したものの通水の至らず当時は中止したということです。
それから200年近く経過し、1892年現在のような円形分水とし通水を開始したそうです。
その間、水の分配で騒動が起き連日のように水争いが繰り返されたそうですが、この円形分水を導入したことにより適正な分配ができるようになったということです。
当時は、現代のような用水路やパイプラインなどがなかったため、水の適正な分配ができずいろいろな所で水争いが起こったみたいですが、この円形分水により耕作面積にあった割合で水が配られるようになったということで、本当にすごい装置を先人たちは考えたものだなと感心します。

次に向かうは目的の【白水ダム】。

ダムの前面が真っ白な綺麗なダムです。
こちらのダムは昭和9年から4年半ほどかけて完成し、昭和13年に竣工し、平成11年い国の重要文化財に指定されました。
スロープが白く見えるのは表面を流れる水が泡立っているからだそうです。

それではダムの写真をいくつかお見せします。

それにしても綺麗なダムですね。
この【白水ダム】は日本一美しいダムだそうです。
我が宮崎県にも白水ダムと似たダムがあるのをご存じですか?
場所は木城町石河内にある川原ダム。
このダムは白水ダムより大きいみたいです。

形もどことなく白水ダムに似ていますね。
こちらのダムも 一見の価値ありです。
先ほどから白水ダムをダムと連呼していますが、実はこの【白水ダム】、ダムではないんです。
ダムの定義は堤高が15m以上、白水ダムはすこ~しばかり低い14m、ダムになりきれないダムでした。